英国FRC、改訂ISA(UK)700の早期適用支援ガイダンスを公表 ─ 監査報告書の定型文言削減が狙い
GBイギリス
2026.10.13掲載: 2026.10.17
英国FRC、改訂ISA(UK)700の早期適用支援ガイダンスを公表 ─ 監査報告書の定型文言削減が狙い
概要
英国財務報告評議会(FRC)は2026年10月13日、2026年6月に公表した改訂版ISA(UK)700「財務諸表に関する意見の形成及び報告」の早期適用を希望する監査法人向けに、職員ガイダンスノート(SGN)および早期適用時の監査人の責任に関する暫定声明を公表した。
- 対象:改訂ISA(UK)700の早期適用(本来の適用開始日は2026年12月15日)を検討する監査法人。
- 内容:改訂ISA(UK)700はISA(UK)701・720の改訂と合わせて、監査報告書の定型的な記載を簡素化し有用な情報量を増やすことを目的とする。今回のガイダンスは監査法人からの早期適用支援の要請を受けて公表された。
- 位置づけ:正式な適用開始前の移行期間における実務対応を支援するもので、早期適用する監査法人は暫定の監査人責任声明を用いることになる。
実務メモ
背景:FRCは2025年秋の市中協議を経て2026年6月に改訂ISA(UK)700等を公表しており、監査報告書の定型文言(ボイラープレート)削減を目的としている。
実務への一言:欧州子会社の英国における監査契約において、監査法人が改訂基準を早期適用する場合、監査報告書の記載形式が変更される可能性がある点を把握しておきたい。
| 国・地域 | イギリス |
| 発信機関 | Financial Reporting Council(FRC) |
| トピック | 会計基準 |
| 公開日 | 2026.10.13 |
