英国FRC、2025/26年次企業報告レビューを公表 ─ 開示品質は高水準を維持
GBイギリス
2026.09.29掲載: 2026.10.04
英国FRC、2025/26年次企業報告レビューを公表 ─ 開示品質は高水準を維持
概要
英国財務報告評議会(FRC)は2026年9月29日、「Annual Review of Corporate Reporting 2025/26」を公表し、FTSE350企業の開示品質が高水準を維持していると総括した。
- 対象:FTSE350企業を中心とする英国上場企業の年次報告書。
- 内容:大企業と中小型上場企業の開示品質の差が縮小し、実質的な照会状の発行率は2年連続で減少。問題領域として、キャッシュフロー計算書、金融商品、資産の減損、公正価値測定、収益認識の5分野を指摘した。
- 位置づけ:IFRS18の導入や新コーポレートガバナンスコードへの対応準備を企業に推奨している。
実務メモ
背景:FRCは毎年、上場企業の年次報告書レビュー結果を公表し、開示実務の改善領域を示している。2025/26年版では開示品質の全体的な向上が確認された一方、特定分野での課題が指摘された。
実務への一言:英国に上場子会社や英国基準で開示を行う現地法人を持つ企業は、指摘された5分野(キャッシュフロー・金融商品・資産減損・公正価値・収益認識)の開示内容を点検し、2027年に迫るIFRS18対応の準備状況も確認するとよい。
| 国・地域 | イギリス |
| 発信機関 | 英国財務報告評議会(FRC) |
| トピック | 会計基準 |
| 公開日 | 2026.09.29 |
