欧州委員会、「VATと循環型経済」に関する公開協議を開始
EU欧州委員会等
2026.09.10掲載: 2026.09.12
欧州委員会、「VATと循環型経済」に関する公開協議を開始
概要
欧州委員会は2026年9月10日、循環型ビジネスモデルをより適切に支援するためVATルールの見直しを提案するよう関係者に呼びかける公開協議(パブリックコンサルテーション)を開始した。
- 対象:EU域内で修理・再利用・リファービッシュ(再整備)・リサイクル等の循環型ビジネスモデルに関わる事業者、業界団体、消費者等。
- 内容:現行のVATルールが中古品・修理品・再生品の流通やサービス提供に与える影響を検証し、循環型経済を促進する方向でのVAT制度見直し案を募る。
- 位置づけ:法的拘束力のある措置ではなく、今後のVAT指令改正等の政策検討に向けた意見募集の段階。
- 今後:寄せられた意見をもとに欧州委員会が具体的な政策提案(指令改正案等)を検討する見込み。
実務メモ
背景:EUは循環型経済への移行を政策の柱の一つと位置づけており、修理・再利用等を阻害しうる税制上の要因(VATの二重課税的な扱いなど)の是正が課題として指摘されてきた。
実務への一言:中古品売買、リファービッシュ品の製造・販売、修理サービス等をEU域内で展開する日系企業は、本協議の動向を注視し、将来のVATルール変更が自社のビジネスモデルに与える影響を早めに把握しておくことが望ましい。
| 国・地域 | EU |
|---|---|
| 発信機関 | 欧州委員会(DG TAXUD) |
| トピック | VAT |
| 公開日 | 2026.09.10 |
