EFRAG、改訂ESRS向けXBRLタクソノミー案を公表し意見募集を開始 ─ 締切は2026年11月11日

EFRAGサステナ基準諮問機関
草案・パブコメ サステナビリティ
2026.09.17掲載: 2026.09.19

EFRAG、改訂ESRS向けXBRLタクソノミー案を公表し意見募集を開始 ─ 締切は2026年11月11日

概要

EFRAG(欧州財務報告諮問グループ)は、改訂ESRS(欧州サステナビリティ報告基準)のデジタル報告(電子タグ付け)のためのXBRLタクソノミー案を公表し、2026年11月11日を締切とする意見募集を開始した。

  • 対象:CSRD(企業サステナビリティ報告指令)に基づきESRSに沿ったサステナビリティ開示を行う企業、および開示のデジタルタグ付けに関わるソフトウェアベンダー・XBRL専門家(日系企業の欧州子会社を含む将来のCSRD対応事業者)。
  • 内容:2026年7月に採択された改訂ESRSの内容を反映したXBRLタクソノミー案を公表。同時期に公表済みの改訂ESRS向け「データポイント・ドラフトリスト」と同一のデータポイントを対象としつつ、デジタル表現に必要な技術的属性を追加したもの。本タクソノミー案は2024年8月にEFRAGが公表した既存のタクソノミーを置き換える。ESRS開示のデジタルタグ付け自体は、ESMA・欧州委員会による規制枠組みが未確定のため、現時点ではまだ義務化されていない。
  • 位置づけ:EFRAGは意見募集を踏まえ、2026年内にESMA・欧州委員会へ最終版のXBRLタクソノミーを提出する予定。現時点では草案・意見募集段階。
実務メモ

背景:CSRDに基づくサステナビリティ開示は、財務報告と同様に欧州単一電子形式(ESEF)を通じたデジタルタグ付けが将来的に求められる見込みであり、EFRAGはその技術的基盤となるXBRLタクソノミーの整備を進めている。

実務への一言:将来的にCSRDに基づくサステナビリティ開示義務の対象となり得る欧州子会社を持つ日系企業グループにとって、デジタルタグ付けの義務化はまだ先ではあるものの、開示システムやレポーティング体制の中長期的な検討材料として、本タクソノミー案の内容を確認しておくことが有用である。

一次情報を見る(EFRAG)
国・地域EU(EFRAG)
発信機関EFRAG(欧州財務報告諮問グループ)
トピックサステナビリティ
公開日2026.09.17
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