ドイツ財務省、レジ導入義務化・脱税対策・税務手続デジタル化に関する法律草案を公表
DEドイツ
2026.08.07掲載: 2026.08.07
ドイツ財務省、レジ導入義務化・脱税対策・税務手続デジタル化に関する法律草案を公表
概要
ドイツ連邦財務省は2026年8月7日、レジスターの導入義務化、脱税対策の強化、および税務手続のさらなるデジタル化を柱とする法律草案を公表した。現金売上を伴う事業者の課税の公平性確保と、税務当局側の手続デジタル化が主な狙いとされる。
- 対象:現金売上(レジ売上)を扱う事業者全般。特に小売・飲食など現金取引の比率が高い業種への影響が見込まれる。
- 内容:レジスター(Kassen)の導入義務化を柱に、レジ売上に関する脱税対策の強化策、および税務手続のデジタル化を推進するための各種措置を盛り込む。
- 位置づけ:連邦財務省が公表した法律草案であり、今後、連邦議会(Bundestag)での審議を経て成立・施行される見込み。現時点では法案段階であり、施行時期は未確定。
- 留意点:草案の詳細な適用範囲・経過措置については今後の審議過程で変更される可能性がある。
実務メモ
背景:ドイツでは従来からレジ売上に関する不正計上が課税上の課題とされており、既存の「レジ改ざん防止令(KassenSichV)」等に続く形で、レジ導入義務化と脱税対策のさらなる強化が図られている。
実務への一言:現金売上を扱う日系企業の現地法人は、今後の法案審議の進捗を注視し、レジシステムの導入・更新スケジュールに影響が生じないか早めに確認しておくことが望ましい。法案が確定した段階で、対象範囲や施行日、経過措置の内容を改めて確認する必要がある。
| 国・地域 | ドイツ |
|---|---|
| 発信機関 | 連邦財務省(Bundesfinanzministerium) |
| トピック | 税務 |
| 公開日 | 2026.08.07 |
