英国、印紙税・SDRTを統合する新税「Securities Transfer Tax」の草案立法を公表 ― 2027年後半導入予定
GBイギリス
2026.10.28掲載: 2026.10.31
英国、印紙税・SDRTを統合する新税「Securities Transfer Tax」の草案立法を公表 ― 2027年後半導入予定
概要
英国歳入関税庁(HMRC)は、株式等の有価証券譲渡に課される印紙税(Stamp Duty)及び印紙税準備金税(SDRT)を統合し、新たに単一の税目「Securities Transfer Tax(証券譲渡税)」として再構築する草案立法を公表した。
- 対象:英国株式等の有価証券を譲渡する企業・投資家(M&Aにおける株式譲渡を含む)。
- 内容:現行、印紙税とSDRTから成る「Stamp Taxes on Shares」制度を、デジタル化された自己申告方式の単一税「Securities Transfer Tax」に置き換える。2027年後半の導入が予定されている。
- 位置づけ:2026-27年度Finance Bill向けの草案立法(ドラフト法案及び説明覚書)として公表。同ページは2026年7月13日に最初に公表され、2026年10月28日に更新された。
実務メモ
背景:英国の株式譲渡に伴う印紙税実務は紙ベースの手続きが残存しており、今回の改革はこれをデジタル化・簡素化することを目的としている。
実務への一言:英国企業の株式を取得するM&A案件を検討する日系企業は、2027年後半の制度移行時期をまたぐ取引において、新旧制度いずれが適用されるか、申告・納税実務がどう変わるかを確認しておく必要がある。
| 国・地域 | イギリス |
| 発信機関 | HM Revenue & Customs(HMRC) |
| トピック | 税務 |
| 公開日 | 2026.10.28 |
