英国HMRC、VAT電子インボイス(e-invoicing)制度の導入方針を公表 ― 2029年4月から義務化、HMRCがUK Peppol Authorityに

GBイギリス
草案・パブコメ VAT
2026.10.28掲載: 2026.10.31

英国HMRC、VAT電子インボイス(e-invoicing)制度の導入方針を公表 ― 2029年4月から義務化、HMRCがUK Peppol Authorityに

概要

英国歳入関税庁(HMRC)は2026年10月28日、VATインボイスに関する電子インボイス(e-invoicing)要件を2029年4月から導入する方針を公表した。詳細な適用範囲・技術要件・適用除外は今後の規則またはHMRCの告示で定められる。

  • 対象:VAT登録事業者(将来的に公的機関を含む)で、2029年4月以降にVATインボイスを発行する全ての事業者。
  • 内容:VATインボイスについて電子インボイス要件を導入するための授権規定を整備するもので、詳細な適用範囲・技術仕様・適用除外は今後の規則又はHMRC告示で規定される。あわせて、2026年のTax Update Day発表で相互運用フレームワークの中核に位置付けられたPeppolについて、HMRCが英国のPeppol Authority(管理機関)としての機能を担うための法的根拠を整備する。
  • 位置づけ:2026年度予算(Budget 2026)の税制関連文書として公表された税務情報影響評価(TIIN)。詳細はこれから規則等で具体化される段階。
実務メモ

背景:欧州各国ではVAT電子インボイスの義務化が相次いで進められており、英国もPeppolネットワークを基盤とする相互運用フレームワークを採用する方針を示した。

実務への一言:英国に拠点を持つ日系企業は、2029年4月の義務化開始に向けて、請求書発行システムのPeppol対応やVAT電子インボイス要件への移行準備を中長期的に検討しておくことが望ましい。

一次情報を見る
国・地域イギリス
発信機関HM Revenue & Customs(HMRC)
トピックVAT
公開日2026.10.28
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