ベルギー、集団投資機関に対する年次税(サブスクリプション税)を巡る破毀院訴訟で国側が勝訴

BEベルギー
確定・施行 税務
2026.09.07掲載: 2026.09.12

ベルギー、集団投資機関に対する年次税(サブスクリプション税)を巡る破毀院訴訟で国側が勝訴

概要

ベルギー財務省は2026年9月7日、集団投資機関(UCI)に課される年次税、いわゆる「サブスクリプション税(taxe d’abonnement)」を巡る4件の上訴について、破毀院(Hof van Cassatie/Cour de cassation)連合部がベルギー国側の主張を認める判決を下したと公表した。

  • 対象:ベルギーで集団投資機関(投資信託・SICAV等)を組成・運用する運用会社、および関連する投資ストラクチャーを利用する事業者。
  • 内容:集団投資機関に課される年次税(サブスクリプション税)の課税根拠・適用範囲を争った複数の訴訟において、破毀院が国(税務当局)側の主張を支持する判決を確定させた。
  • 位置づけ:ベルギー最高裁にあたる破毀院の連合部判決であり、同種の争点について今後の実務・下級審の判断に影響を与える先例となる。
  • 実務上の意味:サブスクリプション税の課税範囲を巡る同種の主張による税額還付・非課税の可能性は限定される方向となった。
実務メモ

背景:サブスクリプション税は集団投資機関の純資産残高等に基づき毎年課される税であり、その課税根拠や特定のファンド類型への適用可否を巡ってこれまでも訴訟が続いてきた。

実務への一言:ベルギーで投資ファンドの組成・運用や、集団投資機関を利用したグループ内の資金運用スキームを持つ日系企業は、本判決により当該争点を根拠とした税額の見直し・還付請求の余地が狭まった点を踏まえ、既存スキームの課税関係を再確認しておくことが望ましい。

一次情報を見る(news.belgium.be/ベルギー財務省)
国・地域ベルギー
発信機関ベルギー財務省(FOD Financiën)
トピック税務
公開日2026.09.07
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