フランス税務当局、改修工事・省エネ改修工事に適用するVAT税率の取扱いをルスクリでパブコメ後に確定
FRフランス
2026.09.09掲載: 2026.09.12
フランス税務当局、改修工事・省エネ改修工事に適用するVAT税率の取扱いをルスクリでパブコメ後に確定
概要
フランス税務当局(BOFiP)は2026年9月9日、住宅の改修工事および省エネ性能向上工事に適用される軽減VAT税率の取扱いについて、事前に実施した公開協議(コンサルテーション・パブリック)を踏まえた更新をルスクリ(rescrit、税務当局の公式見解)の形で確定・公表した。
- 対象:フランス国内で住宅の改修工事・省エネ改修工事を発注する施主、および当該工事を請け負う建設・リフォーム事業者。
- 内容:改修工事・省エネ性能向上工事に軽減VAT税率(10%または5.5%)を適用できる工事の範囲・要件を明確化する。
- 位置づけ:2026年前半に実施されたパブリックコンサルテーションでの意見を踏まえ、BOFiP上の公式見解として確定した最終版。
- 実務上の意味:軽減税率の適用可否を巡る解釈の予見可能性が高まり、請求書発行時の適用税率の判断根拠として利用できる。
実務メモ
背景:フランスでは住宅の改修・省エネ改修工事について軽減VAT税率が設けられているが、対象工事の範囲を巡って解釈上の疑義が生じやすく、当局が順次ルスクリで明確化を進めている。
実務への一言:フランスで不動産の改修・リノベーション事業やエネルギー関連の設備更新を行う日系企業は、請求書発行前に本ルスクリの内容と自社工事の該当性を照合し、軽減税率適用の可否を再確認しておくことが望ましい。
| 国・地域 | フランス |
|---|---|
| 発信機関 | フランス税務当局(BOFiP) |
| トピック | VAT |
| 公開日 | 2026.09.09 |
