セルビア財務省、2027年最低賃金を月600ユーロに引き上げる方針 ─ 非課税所得基礎額も引き上げ

RSセルビア
草案・パブコメ 給与・社会保険
2026.08.18掲載: 2026.08.22

セルビア財務省、2027年最低賃金を月600ユーロに引き上げる方針 ─ 非課税所得基礎額も引き上げ

概要

セルビア第一副首相兼財務相は、社会経済評議会(SES)での協議を経て、2027年1月1日から最低賃金を9.2%引き上げ月額70,470ディナール(約600ユーロ)とする方針を表明した。あわせて所得税の非課税所得基礎額も同率で引き上げられる。

  • 最低賃金:2027年1月1日から、最低賃金が現行水準から9.2%引き上げられ、月額70,470ディナール(約600ユーロ)、時給換算で371ディナールから405ディナールとなる方針。
  • 非課税所得基礎額:所得税の非課税所得基礎額(neoporezivi deo dohotka)についても9.2%引き上げ、月額34,521ディナールから37,369ディナールとする方針。
  • 手続き:労働法上、最低賃金は6つのパラメータ(GDP成長率等)に基づき決定される仕組みで、社会経済評議会での労使協議を経て、次回の政府閣議で正式決定される見込み。
  • 位置づけ:使用者団体は増額案に合意した一方、複数の労働組合団体は9.2%の増額幅に合意していないと表明しており、正式な政府決定はこれからとなる。

実務メモ

背景:セルビアでは近年、最低賃金の二桁台の引き上げが続いており、2027年についても9.2%の引き上げが予定されている。政府による正式決定は次回閣議を待つ状況にある。

実務への一言:セルビアに現地子会社を有し現地従業員を雇用する日系企業は、2027年1月からの最低賃金引き上げおよび非課税所得基礎額の変更を踏まえ、給与テーブルと年間人件費予算の見直しを早めに進めておくとよい。

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国・地域セルビア
発信機関セルビア財務省
トピック給与・社会保険
公開日2026.08.18
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