フランス税務当局、個人事業主のIS選択に伴う譲渡益課税繰延ルールをBOFiPで明確化
FRフランス
2026.08.19掲載: 2026.08.22
フランス税務当局、個人事業主のIS選択に伴う譲渡益課税繰延ルールをBOFiPで明確化
概要
フランス税務当局は、2026年財政法により導入された、個人事業主が事業再編に際してEURL等への同一視選択を通じ法人税(IS)課税へ移行する場合の課税中立措置について、その適用効果をBOFiPで明確化した。
- 対象:事業再編を検討する個人事業主(entrepreneur individuel)。
- 内容:個人事業主が一般税法典1655条の6に基づきEURL(一人有限会社)またはEARL(一人有限責任農業会社)とみなす選択を行い法人税課税に移行する場合、事業廃止に伴う資産の帳簿移転に伴う譲渡益・利益への即時課税を回避する課税繰延の仕組みが明文化された。
- 位置づけ:2026年財政法第16条により導入された制度の適用関係をBOFiPで確定させたものであり、その後の会社への現物出資による再編の第2段階についても整理されている。
実務メモ
背景:フランスでは、個人事業から法人形態への移行を伴う事業再編について、財政法で導入された制度の細目がBOFiPへの反映をもって実務上確定する運用となっている。
実務への一言:フランスで個人事業形態の拠点や取引先を持つ日系企業は、当該事業主体が法人成りを検討する際の課税中立措置の適用要件を、取引スキームに即して確認しておくとよい。
| 国・地域 | フランス |
| 発信機関 | フランス税務当局(BOFiP) |
| トピック | 税務 |
| 公開日 | 2026.08.19 |
