フランス税務当局、2026年財政法の複数条項をBOFiPに反映 ─ 大企業向け臨時法人税付加税など
FRBOFiP(税務当局公式見解集)
2026.08.12掲載: 2026.08.18
フランス税務当局、2026年財政法の複数条項をBOFiPに反映 ─ 大企業向け臨時法人税付加税など
概要
フランス税務当局は2026年8月10日から12日にかけて、2026年財政法で導入された複数の改正をBOFiP(税務当局公式見解集)に反映した。大企業向け臨時法人税付加税の適用期間延長・課税基準見直しを中心に、株式現物出資に係る譲渡益課税繰延制度やLBO関連の登録免除措置廃止も明文化された。
- 臨時法人税付加税:大企業を対象とした臨時法人税付加税について、適用期間の延長と課税基準の見直しが確定した(8月12日反映)。
- 譲渡益課税繰延制度の見直し:株式の現物出資に係る譲渡益課税繰延制度(150-0 B ter)について、適用要件の見直しが反映された(8月10日反映)。
- LBO関連の登録免除措置廃止:買収目的会社による持分取得に対する登録免除措置が廃止され、LBOストラクチャーの実務コストに影響する(8月12日反映)。
- 反映の意義:これらはいずれも2026年財政法の内容をBOFiPという税務当局の公式見解集に落とし込んだものであり、実務上の解釈・適用の確定を意味する。
実務メモ
背景:フランスでは財政法で導入された改正が、税務当局のBOFiPへの反映をもって実務上の取扱いが確定する運用となっており、今回は複数の重要条項がまとめて反映された。
ポイント:大企業向け臨時法人税付加税は対象企業の税負担に直接影響し、譲渡益課税繰延制度の見直しは組織再編スキームに、LBO関連の登録免除措置廃止は買収ストラクチャーの取引コストにそれぞれ影響する。
実務への一言:フランスで大企業グループを運営する日系企業や、フランス企業の買収・再編を検討する日系企業は、該当する取引がこれらの改正の影響を受けないか、具体的なスキームに即して確認することが望ましい。
| 国・地域 | フランス |
| 発信機関 | フランス税務当局(BOFiP) |
| トピック | 税務 |
| 公開日 | 2026.08.12 |
