ハンガリー、7月31日付で税制・関税改正が一括施行 ─ 通関手続簡素化、CO2割当税廃止、還付申請期限90日
HUハンガリー
2026.07.31掲載: 2026.08.01
ハンガリー、7月31日付で税制・関税改正が一括施行 ─ 通関手続簡素化、CO2割当税廃止、還付申請期限90日
概要
ハンガリー国税関税庁(NAV)は2026年7月31日、電子申告された通関手続について税関職員の個別関与なしに自動判定を行う仕組みの導入、CO2排出量割当に係る税の廃止、既納付分の還付申請受付(90日間)など、複数の税制・関税改正が同日付で施行されたと発表した。VAT申告様式および小売業税の一部規定も変更された。
- 通関手続の迅速化:電子申告分について税関職員の個別関与なしに自動判定が可能となり、処理が迅速・安定化
- CO2排出量割当税の廃止:制度自体が廃止され、既に納付済みの税額について還付請求が可能に
- 還付申請期限:制度廃止に伴う既納付分の還付申請受付期間は施行日(7月31日)から90日間
- その他:VAT申告様式および小売業税の一部規定にも変更が及ぶ
実務メモ
背景:ハンガリーは近年、通関・税務手続のデジタル化と簡素化を段階的に進めており、今回の一連の改正はその一環として7月31日付で一括施行された。
ポイント:既存の申告・納付フローに影響する改正が複数同時施行されているため、過去の納付履歴と照らし合わせた個別確認が必要。特にCO2排出量割当税は還付申請の期限管理が重要。
実務への一言:ハンガリーで通関業務やCO2排出量割当税を過去に納付していた日系企業は、90日間の還付申請期限を必ず確認し、対象となる納付履歴の洗い出しを速やかに行う必要がある。VAT申告様式の変更点についても次回申告までに経理担当と確認されたい。
| 国・地域 | ハンガリー |
| 発信機関 | ハンガリー国税関税庁(NAV) |
| トピック | 税務 |
| 公開日 | 2026年7月31日 |
